採用ページに並びがちな「主体性のある方」「成長意欲の高い方」を、この会社は使わない。代表が実際に口にするのは、もう少し具体的で、少し変わった言葉だ。

01求めているのは、一度折れた人

失敗とか挫折を経験してきている子に入ってほしいですね。ちょっとでもピンと来た、そういう挫折経験の多い人とは、ぜひ一度対面で面談したいです。

沼倉 隆平(代表取締役)

なぜ「挫折経験」なんでしょうか。

僕、たぶんマネジメントがあんまりうまくないので、ピノキオみたいになっている子を教育するのが得意じゃないんですよ。なので、もう折れた人がうれしいですね。牙の抜けた肉食動物も大歓迎です。

具体的なイメージはありますか。

「めちゃくちゃ自分すげえと思ってたけど、世の中にボコボコにされました」みたいな。元々めちゃくちゃイケイケだったのに、今後どうしようか全く分かっていない、みたいな。そういう方はすごくいいと思います。

代表自身が、19歳で約4,000万円、24歳で約6億円を背負っている。挫折した人に強く反応するのは、そこに理由がある。会社の理念である「イケメンの三軸」で言えば、こういう表現になる。

内面がイケメンなやつ。外面と経済面がダメな子。それがうれしいですね。

沼倉 隆平(代表取締役)

02そのほかに、はっきり言われていること

項目会社としての実際の考え
年齢20代後半以降がありがたい(若すぎるとビジネスマナーから教えることになるため)。30代は歓迎。40代でも頭が硬すぎなければ問題なし。現在43歳のメンバーも在籍
未経験むしろ前提。エンジニアは全員が未経験スタート。プログラミング言語の学習は入社要件にしていない
性格「陰キャ、全然OKかもですね」。代表いわく「あんまり人とコミュニケーションを取りたくない系の子が得意なんですよ」
自走力ここは要る。「ある程度、意思決定を繰り返してきた人じゃないといけない。何でもかんでも聞いてくる人だと、ちょっと工数が重い」「とにかく、まず調べなさいというところをやれる人」
キャリア観「30〜40代以降のキャリア像がなんとなくあって、20代はずっと下積みだと理解している人」とは相性がいい
独立志望問題なし。「うちから独立した子が社長をやってたりもする」。むしろ子会社の代表を任せたいという考え

03面談では、クロージングをしない

実際の面談の録画を見ると、代表は入社を勧めていない。冒頭で必ずこう言う。

なんか面談というよりかは、ラフにいろいろ聞かせてもらえたらって感じです。

候補者との面談にて

なぜ勧めないんですか。

僕も、めっちゃクロージングして入ってほしいとかって言わなくて。結局、お互いにミスマッチなのに一緒に仕事しちゃったときに、後で「やっぱり辞めます」ってなると、お互いダメージがでかいじゃないですか。

実際、合わないと判断した場合には、他社を紹介することもある。人材会社の役員につないでキャリアの相談をしてもらったほうがいい、という判断だ。面談の目的が採用数ではなく、合致の確認に置かれている。

04先にある景色

会社は今、業務委託を中心とした小さな組織だ。ただ、その先の構想ははっきりしている。

ゆくゆくはホールディングスというか、グループにして、子会社の社長を今のメンバーからどんどん輩出していきたくて。何十人という社長をイケメングループで作りたいなと思って。要は、幹部側になりやすいということですね。

沼倉 隆平(代表取締役)

同時に、代表は誇張をしない。参画の魅力を聞かれたときの答えは、こうだった。

全然、勝ち馬じゃないので、僕ら。本当にイケメンの構造化ができないかもしれないですし。ただ、その過程が楽しいと思えるような、ものづくりが好きな人。誰かの役に立つことがたぶんめっちゃ増えるので、そこで脳汁を出したい人は相性がいいと思います。

沼倉 隆平(代表取締役)

代表がどんな経緯でこの会社をつくったのかは、代表インタビュー前編に書いています。

話を聞いてみる

選考ではなく、まず面談から。挫折の経験がある方ほど、一度お話ししたいと思っています。

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